つかいかた

起動(きどう)のしかた

 アプリケーションの一覧(いちらん)から[ふりがなパッド]のアイコンを選択(せんたく)します。

ペイントのアイコン

 プログラムのファイル名は"furiganapad"です。

 「ふりがなパッド」が起動(きどう)すると、したのようなウィンドウがひらきます。

<ruby>起動<rp>(</rp><rt>きどう</rt><rp>)</rp></ruby><ruby>画面<rp>(</rp><rt>がめん</rt><rp>)</rp></ruby>メニュー

 このウィンドウのなかで、すぐに文章(ぶんしょう)をかくことができます。文字(もじ)はカーソル(|)の位置(いち)挿入(そうにゅう)されます。

 「ふりがなパッド」をコマンド ラインから起動(きどう)したいときは、つぎのようにタイプします。

$ furiganapad [ファイル名...]

 ファイル(めい)部分(ぶぶん)には、ひらきたいファイルのなまえをタイプします。あたらしいファイルをつくるときは、ファイル(めい)指定(してい)しなくてもかまいません。

基本的(きほんてき)なキー操作(そうさ)

キー 内容(ないよう)
カーソルキー
[←], [↑], [↓], [→]
 カーソルをうごかします。
 [Shift(シフト)]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、テキストを選択(せんたく)できます。
 [Ctrl(コントロール)]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、単語(たんご)単位(たんい)でカーソルがうごきます。
[Backspace(バックスペース)]  選択(せんたく)しているテキストがあるときは、その部分(ぶぶん)削除(さくじょ)します。そうでなければ、カーソルの直前(ちょくぜん)文字(もじ)削除(さくじょ)します。
[Enter(エンター)]  あたらしい段落(だんらく)をつくります。
[Home(ホーム)]  カーソルを段落(だんらく)のはじめに移動(いどう)します。
 [Ctrl(コントロール)]キーをおさえながら[Home(ホーム)]キーをおすと、カーソルが文頭(ぶんとう)移動(いどう)します。
[End(エンド)]  カーソルを段落(だんらく)のおわりに移動(いどう)します。
 [Ctrl(コントロール)]キーをおさえながら[End(エンド)]キーをおすと、カーソルが文末(ぶんまつ)移動(いどう)します。
[Page(ページ) Up(アップ)]  画面(がめん)(うえ)にスクロールします。
[Page(ページ) Down(ダウン)]  画面(がめん)(した)にスクロールします。

文章(ぶんしょう)保存(ほぞん)のしかた

 かいた文章(ぶんしょう)は、ファイルに保存(ほぞん)しておかないと、なくなってしまいます。文章(ぶんしょう)保存(ほぞん)するときは、まず、[ファイル]メニューをクリックします。そうすると、プルダウン メニューがひらきます。そのなかから[保存(ほぞん)]をクリックすると、文章(ぶんしょう)保存(ほぞん)できます。

 おもなメニュー項目(こうもく)はキーボード ショートカットをつかって実行(じっこう)することもできます。たとえば、[保存(ほぞん)]は、[Ctrl(コントロール)]キーをおさえながら、[S]をおすと実行(じっこう)できます。Sは英語(えいご)の"Save(セーブ)"の(かしら)文字(もじ)からきています。キーボード ショートカットはプルダウン メニューのなかにかかれています。

ファイル メニュー

メニュー項目(こうもく) 内容(ないよう)
(あたら)しいウィンドウ
[Ctrl]+[N]
 あたらしい文章(ぶんしょう)をかくためのウィンドウをひらきます。
(ひら)く...
[Ctrl]+[O]
 ファイルをひらきます。
保存(ほぞん)
[Ctrl]+[S]
 文章(ぶんしょう)保存(ほぞん)します。あたらしい文章(ぶんしょう)保存(ほぞん)するときは、ファイル(めい)指定(してい)してから保存(ほぞん)します。
名前(なまえ)をつけて保存(ほぞん)...  文章(ぶんしょう)をべつのファイルに保存(ほぞん)します。
()じる
[Ctrl]+[W]
 ファイルをとじます。文章(ぶんしょう)変更(へんこう)していたときは、ファイルを保存(ほぞん)しなくてもだいじょうぶか確認(かくにん)をもとめられます。
終了(しゅうりょう)
[Ctrl]+[Q]
 ファイルをすべてとじます。変更(へんこう)されている文章(ぶんしょう)があれば、それぞれ保存(ほぞん)しなくてもだいじょうぶか確認(かくにん)をもとめられます。

編集(へんしゅう)メニュー

 編集(へんしゅう)メニューをつかうと、選択(せんたく)した部分(ぶぶん)をきりとったり、ルビをふりなおしたりすることができます。

 編集(へんしゅう)メニューのキーボード ショートカットは、ほんどのアプリケーション ソフトウェアがおなじキーボード ショートカットをつかっています。よくつかう命令(めいれい)のキーボード ショートカットはおぼえておくとべんりです。

メニュー項目(こうもく) 内容(ないよう)
(もと)(もど)
[Ctrl]+[Z]
 まちがえた操作(そうさ)をとりけして、もとにもどします。
やり(なお)
[Ctrl]+[Shift]+[Z]
 いちどとりけした操作(そうさ)をやりなおします。
()()
[Ctrl]+[X]
 選択(せんたく)したテキストをきりとって、クリップボードにいれます。
コピー
[Ctrl]+[C]
 選択(せんたく)したテキストをコピーして、クリップボードにいれます。
()()
[Ctrl]+[V]
 クリップボードにいれたテキストを本文(ほんぶん)にはりつけます。
すべて選択(せんたく)
[Ctrl]+[A]
 文章(ぶんしょう)全体(ぜんたい)選択(せんたく)します。
検索(けんさく)...
[Ctrl]+[F]
 ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示(ひょうじ)されます。テキストボックスに字句(じく)入力(にゅうりょく)して、[Enter(エンター)]キーをおすと、文章(ぶんしょう)のなかからその字句(じく)をさがします。
 [Esc(エスケープ)]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。
置換(ちかん)...
[Ctrl]+[H]
 ウィンドウのしたがわに、ふたつテキストボックスが表示(ひょうじ)されます。うえのテキストボックスには、さがしたい字句(じく)入力(にゅうりょく)します。したのテキストボックスには、おきかえる字句(じく)入力(にゅうりょく)します。[Enter(エンター)]キーをおすと、さがしたい字句(じく)があれば、その字句(じく)選択(せんたく)されます。そこで、もういちど[Enter(エンター)]キーをおすと、字句(じく)をおきかえられます。
 [Esc(エスケープ)]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。
ルビをふる...
[Ctrl]+[B]
 まずルビをふりたい字句(じく)選択(せんたく)しておきます。このコマンドを実行(じっこう)すると、ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示(ひょうじ)されます。ルビを入力(にゅうりょく)して、[Enter(エンター)]キーをおすと、選択(せんたく)したテキストにルビがふられます。
 [Esc(エスケープ)]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。
ひらがなに(もど)
[Ctrl]+[T]
 まずルビがふられている字句(じく)のすぐあとにカーソルを移動(いどう)しておきます。このコマンドを実行(じっこう)すると、ルビのふられている漢字(かんじ)をひらがなにもどせます。

設定(せってい)メニュー

メニュー項目(こうもく) 内容(ないよう)
フォントを()える  文章(ぶんしょう)表示(ひょうじ)につかうフォントをえらびます。
ルビをふる
[Ctrl]+[R]
 チェックをつけておくと、変換(へんかん)した漢字(かんじ)自動的(じどうてき)にルビがふられます。
※ 「ひらがなIME」を使用(しよう)しているときにだけ有効(ゆうこう)機能(きのう)です。
(なが)(ぶん)をめだたせる  チェックをつけておくと、ながい(ぶん)(いろ)づけして表示(ひょうじ)します。一(ぶん)のながさが50()をこえると、(ぶん)背景(はいけい)()(いろ)になります。さらに、60()をこえると、(ぶん)背景(はいけい)赤色( あかいろ)になります。
 ながい(ぶん)はみじかくきって、かきなおすと、よみやすくなります。背景(はいけい)赤色( あかいろ)になっている(ぶん)は、ふたつの(ぶん)にわけたりできないか、かんがえてみてください。
ステータスバー  チェックをつけておくと、ウィンドウのしたの部分(ぶぶん)にステータスバーを表示(ひょうじ)します。

ヘルプ メニュー

メニュー項目(こうもく) 内容(ないよう)
ヘルプ
[F1]
 ウェブブラウザーで「ふりがなパッド」の()びきのページを表示(ひょうじ)します。
ふりがなパッドについて  「ふりがなパッド」のバージョン情報(じょうほう)などを表示(ひょうじ)します。